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映画『RE:BORN』原作小説打ち合わせ

Jan 29, 2017

CATEGORY : 本

この夏にようやく公開が決まったアクション映画『RE:BORN』(下村勇二監督)原作小説の打ち合わせ。


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夜12時過ぎに監修の稲川先生のベースにお邪魔し、リボーンコンバットシステム準備中の下村監督に同席いただき、いろいろな話を聞いたり、ああだこうだと質問をぶつけるうちに気がついたら朝5時になっていた。

映画『RE:BORN』脚本執筆時以来、久々の地獄巡り。理解が足りないと一喝され、それでもわからないと頭から怒鳴られ、抗うとチョークスリーパーをかけられ(比喩じゃないです)、落ちる寸前で音をあげるとようやくヒントがもらえる。IQが低いので必死である。
そして、その一連の流れがすべてあとになってから私に「壁抜け」をさせるための先生の冷静なはからいと知り、帰りのタクシーの中で愕然とする。そんな日々が続いている。

稲川先生の言葉、技術、そのすべてに毎回新しい発見と驚きがある。アップグレードアンドリカバリー、スピードバイオレンスサプライズの3S、他にもいろいろあるが、並べたら数えきれない。ただ確実に言えるのは、この教えには現代人が失ってしまった大切なスピリットがある、ということだ。
その何かを追いかけて追いかけてはや半世紀、ようやくそれが人の形になったものを目の当たりにできて興奮している。

正直、毎回、怖い。戦いの神様とアクションの神様に挟まれ、さらにここにTAKという怪物が加わり、はなから勝負にもならない中でなぜか今日も生きている。どうしてこんなことになってしまったのか、自分でもわからない。好奇心は猫をも殺すと言うが、囲碁だったらとうの昔に死んでいるポジションである。

しかし、それでも限界を超え殻を破り、さらなるステージに上昇したい、という欲求には逆らえない。ボンヤリしてると置いてかれる、そんな危惧をもちながら、今日も老骨に鞭打ちつつひとりボソボソと書いてます。

そんな教えを体験できる、下村勇二監督主催のリボーンコンバットシステム・ワークショップの第一回が2/10に開催予定。講師は稲川先生です。既に定員オーバーだそうですが、ひとりでも多くの人に体験して欲しいとのことで、ご興味ある方、下記のURLから直接お問い合わせください。

http://udenflameworks.com/reborn/events/20170210

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