お墓まいりに行ってきました。
父が亡くなって早二年。
お彼岸の時期には故人の話をしたほうがいいそうですが、最初のうちはしんみりしながら父の話をしていたのが、この頃はだんだんそうでもなくなってきた気がします。
時間薬ってほんとにありがたい。
最近、なにかに書いてあったのを読んではっとした文章があって、それは、「人間、桜を見られる回数は寿命の数だけ」という一文。
確かにそのとおりなんだけど、あらためて言われるとしみじみする。
日本人が桜に対して他の花にはない思い入れがあるのは、案外、そのことが無意識のレベルでわかってるからかも知れない。
少し前から一日一日をしっかり生きようと思うようになって、それはやはり震災や父の死などが関係していて、いま生きている自分たちもいつどうなるかわからない今、どうせ同じ一日を過ごすなら、自分なりになにかをひとつずつ積みながら過ごしたいなと思うのです。
実家詣で&お墓参りの後の恒例のお寿司。 今日は出前。
実家の猫。
父が病気になった年にうちに来た彼女もいい年になりました。
まだまだ元気。