家の近所の散歩コースに、すごくセンスがよく自然な感じにガーデニングされている一角があって、
ネモフィラとか忘れな草とか、そういうマイナーで私的にツボツボな花がさりげなく植えられています。
いつも作業着姿の同じお姉さんがひとりでせっせと手入れしていて、
ゴージャスというよりは、イギリスあたりの素朴な庭造りにいそしんでいる感じ。
イギリスといえばロンドン郊外にキュー・ガーデンズっていうおおきな植物園があって、
ここは私の黒歴史というか、いわゆるトラウマプレイスのひとつで(そのうち書きます)、
この近所の一角を通るたびにいつもあの時のイヤーな感覚を思い出すんだけど、
思い出すのは感覚だけで具体的なことがなにひとつ思い出せないのは、
私という人間がきっといい加減だからだと思います。
ちなみに私は昔、付き合っていた男性と別れる時に最後くらいは美しくキメようと、
彼との楽しかった日々の思い出を涙ながらに切々と書き綴って投函し、
あとでそれが別の元彼とのものだったことに気づいて愕然とした経験があります。