最近、「やったことのないことをする」「食べたことのないものを食べる」をすすんでやっているんですが、
先日はこれをやりました。
そう、ボルダリングです。
行って入会を済ませればすぐ誰にでもできるのですが、広いわりには登ってる人が少なく、ほとんどの人は生まれたてのオタマジャクシみたいに壁によりかかってダラダラしてる。
根性ないなあ、なんて思ったんですが、30分後、そのわけを知りました。
初級者コースをあてがわれ、最初の15分くらいはスルスルと難なくクリアできていたのが、
あるとき、急に腕が動かなくなる。
ほんとうに突然来ます。
何年か前、ロングランのトレーニングなしにいきなりホノルルマラソンに参加した際、15キロ地点で急に手も足も動かなくなった時の悪夢を思い出す。
あー、アレだ。
いわゆる「電池切れ」というやつです。
そうなんです。 壁のみなさん、別にダラダラしてるんじゃなく、体力が回復するのをひたすら待っていたんですね。
山登りの最中に降りれなくなり、遭難する人っていわゆるこれなんだなあ、と全身で理解しました。
なにごとも経験です。
ちなみに今日は筋肉痛マックス。
〔佐伯紅緒公式ブログ 2013年7月24日〕