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縁は異なもの

Nov 17, 2013

CATEGORY : 雑記

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今までしっくりきていた人やものが、「合わないなあ」ってなることって、よくある。

これまで一緒にいたら癒されたり元気になったりしていたのに、ある時から「あれ?」という風に違和感を感じるようになる。

そうなったとき、それはいい悪いではなく、「縁」が切れてきたんだろうなあ、と思う。

人でも場所でも、今までは落ち着いてたのに、最近はなにがどう変わったわけじゃないんだけど、なんだかこうしっくりこない。

嫌いになったとかじゃないのに、以前はなかった違和感がある。

逆に、これまで縁がなかったと思っていたものや人が妙にしっくりき始めたり。

まあそういうのは「変化」なので、そういうときは逆らわないほうがいい。

なぜなら、そこを惰性で無理していると、自分から輝きが消えてしまうのが目に見えてわかるので。

合わなくなる、というのはほんとうにもうどうしようもないことで、

そういう時は自分の中に原因を求めても時間の無駄。

いくら努力しても、自分をどうにかすることで停滞を解決するのはムツカシイ。

そういうときは勇気をもって、思い切ってその環境から撤退してみる。

反省しない、というんじゃなく、いったん場を変えて様子をみる。

抜き差しならない関係性や組み合わせって確かにあって、

そういう時は気がついた側から「外科手術」を行わないといけない。

関係性を維持する限り、「よくない空気」は決して改善することはないから。

よって、もしそこにいることやそれを持っていることが「違ぇよ」と確信した時は、

勇気を持ってそこから離れるのも必要なんじゃないかと思う。

断っておくけれど、これは「縁を切る」というのとは違う。

いったん距離をおいてみて、「時間薬」を処方して様子をみるってこと。

縁というのは不思議なもんで、どんなに「もう嫌だァ」と思って離れてみても、

お互いに学ぶべきことが残ってる限りはいつの間にかまたくっつく。

まあでも、中には切ったほうがいいご縁があるのも事実なので、

その空間や関係性の中にいて自分がしんどさを感じた時は、

安全な場所にエスケープしたり、

誰か他の気が合う人や場所からエネルギーを補給したりする。

ただ、何度も言うけどこれは自分がいい、相手が悪い、というようなことじゃなく、

人にはそれぞれ成長の段階があり、その時々によって「さわり」がよかったり悪かったりするだけなので、

共依存を引き起こしてしまう組み合わせとか、

一緒にいると楽なんだけど自分がだれてしまう組み合わせとか、

いろいろあるじゃないですか。

そういうときは、無理して自分自身を変えようと頑張り過ぎたりするんじゃなく、


ためしにその相手や場所から離れ、失った自分のエネルギーを取り戻すのもアリなんじゃないか


ってことです。

〔佐伯紅緒公式ブログ 2013年11月17日〕

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