自由業なので、健康には人一倍気を遣ってます。
元来ヘタレなのでちょっとでもあれ? と思ったらすぐ医者にとんでいくし。
「健康のためなら死んでもいい」と言うと必ず笑われますが、
まあそれだけ健康には気を遣ってると言いたいわけです。
基本的に居職なのでほうっておくと限りなく不健康になるので、
漢方とか運動とか、できるかぎりのことはなるべくせっせとやっています。
でも、なんといってもいちばん大事なのは何よりも日々の食事。
外食が続くと身も心も荒れてくるので切実にわかります。
玄米は水をおおめにして圧力鍋で炊くと胃に負担がかからないのでよく、
味噌とか塩とかは多少お高めでも手のかかったほうが長い目でみてよく、
あまり満腹するより八分目がよいというのは昔の人はよく言ったものです。
写真は先日お邪魔した豪邸で御馳走になった晩御飯。
帰ってすぐ真似してつくりました。 まぐろにかいわれという組み合わせが秀逸。
このブログを書き終えたら、いま通っている歯医者さんに断りの電話を入れようと思っています。
というのは、長いこと歯医者に行ってないので虫歯のチェックをしてもらおう、ついでに歯を白くしてもらおう、と思って軽い気持ちで行ったのに、
院長先生がじきじきに出てきていきなり「歯の矯正」の講義が始まり、
続いて「歯の矯正と健康の関係」についてのビデオを個室で延々見せられ、
いきなり鉄の棒をかまされて万力みたいなので頭をぐいぐい締め付けられたかと思うと、
その状態のままたっぷり30分ほど診察台の上に放置され、
ようやく戻ってきたと思ったら今度はレントゲン室へ連れて行かれ、
頭部レントゲン写真を撮られ石膏で歯の型をとられ、
さらにヘッドギアみたいなのを被せられて顎を右に左に動かされ、
その様子をホログラムに撮って「ほらこんなにずれてるでしょう」と脅され、
「歯の矯正と健康の関係」についての著書や他の人の「治療前・治療後」のデータを山ほど見せられ(ここまで五回通院)、
年とってから健康を害する前に矯正をしておきましょうとクロージングされ、
ついに昨日、「治すべきところ」の治療法が書かれた見積書を渡されたんですが、
その金額が、矯正虫歯ホワイトニング合わせて480万円だったからです。
結局虫歯には手もつけられず、自分の頭蓋骨について短編小説が一本書けるくらい詳しくなっただけ。
診察と検査と相談だけで6万円くらいかかりました。
もういい取材をさせてもらったと割り切るしかないですが、これのモトをとるにはどんな文章を書けばいいのでしょうか。